Windows 10がメジャーアップデートされ、ついにMicrosoftの音声認識パーソナルアシスタント「Cortana(コルタナ)」日本語版が使えるようになりました。早速Surface Pro 3で使ってみましたが、統合されたデスクトップ環境で使えるなど他のサービスには無い魅力的な特徴を備えています。
そもそも「Cortana(コルタナ)」とは何なのでしょう?
一言で言えばAppleの「Siri」やGoogleの「Google Now」と同じようなパーソナルアシスタントです。音声認識で呼びかけるとそれに応じた回答を様々な形で示してくれます。「Cortana(コルタナ)」の場合、文字入力にも対応しているので単に音声に応じて回答を返してくれるサービスというより、パーソナルレベルでの生活やスケジュールを先回りして教えてくれる秘書のような役割を果たしてくれるかもしれません。
とはいえ、「Cortana(コルタナ)」の実用レベルはまだまだです。ざっと使って見ましたが「Siri」や「Google Now」には遠く及びません。それでも音声認識はなかなかのものです。
デスクトップ上で「コルタナさん」と言ったら、自動的に応答してくれる機能は便利なのでぜひ設定しておきましょう。PC操作をしながら呼びかけに反応してくれるので慣れてくると面白いです。
認識した音声に明確に対応する機能がない場合は基本的にWeb検索(bing)になってしまうので、今後フィードバックが集まってくればより高度な質問にも答えてくれるはずです。
今後、特に仕事との連携に期待したいところ。「Siri」や「Google Now」はまだまだ個人で趣味の範囲で使うイメージが強いですが、PCが近くにあることが多い身としてはOfficeサービスと連動したり、リマインドしてスケジュールを知らせてくれる機能が(実用レベルで)使えるようになればかなり便利になるはずです。
Windows 10 Mobileの情報も少しずつ出て来ました。今後AndroidやiPhoneでも使えるようになるようなので、「Cortana(コルタナ)」のこれからに期待です!
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