稼げるSNS?tsū(ツー)

少し前にFacebookのタイムライン上でtsū(ツー)と呼ばれる新しいソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が話題になっていました。
通常、FacebookやTwitterなどをやっているだけでユーザー自身に収益(お金)が入ってくることはありませんが、tsūは「広告の収益の90%をユーザー側に還元する」としており、故に稼げるSNSとして?話題を集めているようです。
最も、その仕組みがいわゆるネットワークビジネス(ねずみ講)的であり、誰かを紹介(招待性で自分のアカウントから登録してもらう)ことで収益が増える仕組みであることから賛否両論があり、このままユーザー数が増えていくのかサービスが廃れてしまうのかはもう少し見極めが必要かもしれません。
少しでもネット上で情報発信やサイト運営をしたことある人なら、一度は「このサイトを使って収益化を出来ないか?」と考えたことがあるはずです(自分もそうでした)。しかし、ある程度のページビューは必要だし、魅力的なコンテンツを作るためには結構時間も頭も使います。最初気持ちだけは盛り上がりますが、冷静に見られるようになると「稼ぐ」ということがいかに難しいか分かります。
FacebookにしてもLINEにしてもかつてのmixiにしても、サービスを始めた動機は何だったかを考えると、友達(知り合い)がやっていて純粋に交流したかったからというのがありました。
tsūの場合、どうしても稼ぐ(もしくは稼ぎたい)という主目的が根底にあるので、意識的にしろ無意識的にしろ、”サービス(tsū自身)の魅力をいかに多くの人に紹介するか?”という記事を書かざるを得なくなってきます(タイムライン上でも実際そのような記事が多いです・・・)。稼ぐことが良いか悪いかは別として、そのような中で純粋に交流が出来るのかは難しい側面があると思います。

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