クラシカルな高級喫茶店「椿屋珈琲店 新宿茶寮」

久し振りの新宿。新宿に来るとなぜか喫茶店に立ち寄りたくなります。それも少し古い雰囲気を醸し出す喫茶店に・・・。
「椿屋珈琲店 新宿茶寮」。新宿駅東口から近いところの杉忠ビル2Fにあります。看板があるので大体の方角さえ分かれば迷うことはありませんでした。最初、名前からここだけにしか無いのかと思っていましたが、銀座を始め、新橋や上野、六本木など都内に何店舗かあるようです。

土曜日の午後の訪問だったので、階段を上がって店内に入ると何名か並んでいました。大体5組ぐらいいて30分ぐらい待ったでしょうか。分煙ではありませんが禁煙席と喫煙席に分かれており丁寧に要望を聞いてくれます。禁煙席を希望しましたが、混雑している時だったためかカウンター席や喫煙席でもいいか確認がありました。
店内はクラシカルで大正ロマン溢れる古き良き喫茶店という感じです。メイド服を着ている女性店員(ウエイトレス)も良い雰囲気を出しています。
同じ新宿にある「名曲・珈琲 新宿 らんぶる」と比較すると、あそこまでの開放感はありませんがかなり広々とした店内です。

ただ、メニュー価格を見て驚きました。椿屋オリジナルブレンド珈琲で930円。今まで入った店舗でここまでの価格設定は見たことがありません。このような価格のためか利用しているお客さんも若者ではなく大人が多いです。

たまたまお腹が空いていたため、「椿屋特製ビーフカレー+椿屋ブレンド」1,700円を注文してみました。ドリンクとセットとはいえ喫茶店でここまで高いカレーというのも凄いです。ご飯とカレーが別で、まろやかでちょっぴり辛く高級感もありとっても美味しいカレーでした。カレー単体では1,200円です。
よくあるB級グルメジャンクのような、これでもかと出てくるカレーではありません。基本的に方向性が違うので、あくまで喫茶店としてのカレーです。

単純に価格と食事の量で考えるなら釣り合いませんが、雰囲気を楽しむ場所代として考えればしっくり来ます。ただ食べて帰るのではなく喫茶店として長時間利用する方にはおすすめ出来ます。

入口近くのショーケースに入っていたホールケーキが美味しそうだったので、次はケーキセットを注文してみたいですね。

0コメント

  • 1000 / 1000