PCアドベンチャーゲーム『ミスト』(MYST)がドラマ化

MYST

1990年代に美しいグラフィックと謎解きで有名になった『MYST』がドラマ化するというニュース。脚本は『ミュータント・タートルズ』のエヴァン・ドーハティ(Evan Daugherty)。制作は『アメイジング・スパイダーマン』のマット・トルマック(Matt Tolmach)。
マウスカーソルをクリックして突然迷い込んだ”ミスト島”を冒険するというアドベンチャーゲーム。出た当初は「何だこれは?」というゲームでした。とにかく情報が無さ過ぎるけど先に進まなければいけないということで、一番最初にプレイしたのは家庭用ゲーム機のセガサターン版でした。このバージョンはとある場所に行くと画面が止まってしまうという有名なバグがありましたね。
とにかくPCゲームライクな作りで、プレイした当時の印象は「怖い・・・」。ホラーゲームのようにゾンビが出てきたり急に化物が出てきたりして驚かすわけでもないのに、ただただ静かで自分(プレイヤー)以外誰もいないという世界が不気味でした。ストーリーの中盤以降は人が出てきてちょっと怖いシーンもあります。
当時たまたまセガサターンで有名だったワープ飯野賢治監督の『Dの食卓』を平行してプレイしていましたが、こちらが割りとホラーチックな作りで怖さのインパクトもあって面白かったものの、トータルで見るとMYSTの美しくて静かで誰もいない世界の怖さみたいなものが今でも印象に残っています。
実はこのゲーム、攻略するまで何年もかかりました・・・。自力で謎を解くのは結構難しく何度か挫折し、最終的にクリア出来たのは2001年の『real MYST』になってからです。

real MYST

『real MYST』。元々のMYSTを3DCGレンタリングで表現した世界。1人称視点で自由に世界を歩き回ることができ、初めてプレイした時はとにかく感動しました。これがきっかけで再びプレイしようという気持ちに繋がり、最終的には全ての世界を巡ることが出来ました。
今からだとやはり『real MYST』の方が素直にゲームの世界に入っていけるのかなと思いますが、歴史としての世界観を体感したいならやはり『MYST』からやって行くのがいいかと思います。ストーリーは2作目の『RIVEN THE SEQUEL TO MYST』、3作目の『MYST III EXILE』へと続いていきます。

RIVEN THE SEQUEL TO MYST

実際に関われたのは3作目まで。4作目『MYST IV REVELATION』。完結編5作目『Myst V: End of Ages』はプレイする機会がないまま今に至っています。いずれプレイしてみたいですけどね。
やはり1作目『MYST』の世界の印象が強いので、謎解きと世界観に興味を持ったならぜひプレイしてみることをオススメします。

MYST III EXILE

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